愛知県瀬戸市出身・将棋の藤井聡太八冠が4連覇を狙う「叡王戦」第3局が、2日、名古屋で始まりました。  名古屋東急ホテルで始まった叡王戦五番勝負の第3局では、4連覇を狙う藤井聡太八冠は、同学年の伊藤匠七段の挑戦を受けています。  ここまでの2局は終盤で一進一退の攻防が続く熱戦となり、1勝1敗のタイになっていて、第3局はどちらが勝ってもタイトル獲得に王手がかかります。  第3局は藤井八冠の先手で始まり、戦型を得意の角換わりとしました。  1日に行われた前夜祭では、藤井八冠は地元のファンに意気込みを語りました。 藤井八冠: 「1勝1敗で迎えた第3局ということで、非常に大きな1局にはなりますが、集中して指したいと思っています 伊藤七段: 「今回の第3局にかける意気込みは強く持っております」  2日の対局は指し手が早く進み、現在藤井八冠が攻める流れとなっていて、夜までに終局する見込みです。