名古屋市中区の松坂屋名古屋店本館には、レトロな遊園地「屋上遊園」があり、およそ100年にわたり親しまれてきました。改装のために、2024年5月13日を最後に休園することになり、雨のなか別れを惜しむ人たちの姿がありました。  レトロな乗り物やゲーム機などが並ぶ、松坂屋名古屋店本館の「屋上遊園」は、現在の店の開業以来、およそ100年にわたり親しまれてきましたが、5月14日から46年ぶりの大規模な改装に入ることになり、13日は生憎の雨にも関わらず、訪れるファンの姿がありました。  3世代にわたる思い出を振り返る、東海市からの家族連れがいました。 東海市から来た家族: 「今日が最後というのを聞いて、せっかくだし3人で遊びに来ました。ずっとここが好きでよく来ていたので」  熱心にカメラを構える女性もいました。 30代女性: 「全国的にも屋上遊園地はレアな存在になってきているので。最後の日が雨っていう、なんかその感じを演出して(写真を)撮れたらなって思います」  松坂屋は2025年春の再開に向けてレトロな遊具は残しつつ、新たにアートなどの要素を加えるリニューアルを進めるということです。