岐阜県の東濃地方を中心に活動する陶芸家が手掛けた茶碗の展示が、名古屋市東区で開かれています。  名古屋市東区のギャラリー碗[one]では、美濃陶芸協会に所属する陶芸家20人がこだわり抜いて作った茶碗が展示されています。 「志野」というピンクの釉薬が使われた茶碗は、鉄を原料にした絵の具ではっきりと描かれた模様と側面の力強い削り目が特徴です。  焼いた直後にもみ殻に入れていぶすことで、光の反射でタマムシのように色が変わって見える瀬戸黒の茶碗もあり、茶を立てる時に手になじむ形を意識したということです。  展示会では作品の購入もでき、5月26日まで開かれています。