一度は勇退を表明した、甲子園通算40勝を誇る名将・阪口慶三さんが、再び指導者に復帰します。  愛知の東邦や岐阜の大垣日大で監督を務めてきた、甲子園出場35回・通算40勝を誇る名将・阪口慶三さん(79)。2023年末に大垣日大の監督を退き、57年にわたる指導者生活からの勇退を発表していましたが、再びユニホーム姿に。 阪口慶三特別顧問: 「俺はやっぱり野球人だな。このユニホームを着たことによって『やったるぞ!』と、生きているという感じですね」  市立関商工・江崎監督の熱意に打たれ、特別顧問として指導者復帰を決めました。1年間、硬式野球部の部活動指導員として選手を育て、甲子園の舞台を目指します。 阪口慶三特別顧問: 「この学校を甲子園で勝たしてみたい、そういう気持ちになりましたので、非常に燃えております。甲子園は私の人生です。子供が好きでたまらん。1度勇退した、それよりももっと激しい気持ちで今、子供に接しようとしています」