美味がひしめく街・銀座。夜はもちろん、ランチでも大人を満足させる店が揃っている!

鮨、パスタ、フレンチ、ラーメンを、カジュアルかつ上品に、そして贅沢に……。

銀座らしい、趣向を凝らしたランチが楽しめる、昨年オープンの新店4軒をご紹介しよう。


1.買い物の合間に、贅沢なコースの昼鮨を!
『GINZA SUSHI BANYA KAI』


2023/1/16 OPEN



休日の昼だけ体感できる、極上ネタでおまかせの優越


例えばハイブランドの買い物を楽しむ、贅沢な週末。

そんな日のランチには余韻たっぷりに、こだわりネタがふんだんな土日祝限定の鮨コースだ。


全国からよりすぐる目利きのネタで、銀座一丁目での高コスパ鮨を実現


休日の銀座。心弾ませショッピング。いつもとは違う贅沢な時間だ。この気分をさらに高めるランチといえば、やっぱり「銀座で鮨」だろう。

土日祝限定ながら夜のコースをランチでも提供。それも1万円を切る価格で!とあって人気なのが、こちらの『GINZA SUSHI BANYA KAI』。


― おまかせコース 全21品 8,470円 ―


釧路から直送のものと豊洲で目利きしたネタに煮る、締めるといった仕事を施し、赤酢のシャリと合わせキリリと端正な握りに。

その数は10を超え、さらに一品料理も8品近く登場する。



香り高い海苔で包んでいただくうに。この日は北海道産の馬糞うに。



赤酢を使った〆サバは3枚のせ。旨みと脂、酸味のバランスが秀逸。



平目の昆布締め。シャリとの間には柚子こしょう。



伊豆で獲れた、脂のりの良い金目鯛。



車エビは純米酒で踊らせ茹でる。さらに握る前に軽く蒸し甘みを引き出す。



ふっくらとした穴子は人気ネタ。

ちなみにまぐろの大とろ、中とろは食べ比べとしてコースの最初に、赤身は漬けで登場。


一品料理も抜かりなし


握りの合間に一品料理を挟んで提供するスタイル。

鰹だしをしっかりと含ませ、仕上げに魚粉を振りかけた天かぶおでん。



鰹だしでひと煮立ちさせたあと、1時間かけて蒸した煮鮑。



味、内容、価格、どれも申し分なし。

贅沢に贅沢を重ねる鮨ランチは、銀座だからこその楽しみ方なのだ。


■店舗概要
店名:GINZA SUSHI BANYA KAI
住所:中央区銀座1-5-10 GINZA1st.BLD 7F
TEL:03-6228-7301
営業時間:【月〜金】17:00〜22:30
     【土・日】ランチ 12:00〜14:30
          ディナー 17:00〜22:30
定休日:年末年始
席数:カウンター18席、テーブル14席、個室2(4席、6席)


2.圧倒的に煌びやかなパスタランチで乾杯!
『CAVIAR はるの』


2023/8/4 OPEN



キャビア専門店が、銀座の“昼飲み”をラグジュアリーに


匠の技で作り上げた、極上の国産キャビアから始まるランチをアテに、『CAVIAR はるの』で昼飲みをラグジュアリーに楽しむのはいかが?


オリジナルキャビアとスパークリングから始まり本格パスタで〆る幸せ


― キャビアを楽しめるパスタランチ(ドリンク付き)4,800円 ―


乾杯ドリンクが選べるこちらのパスタコース。カジュアルながら、料理が運ばれるとすぐに驚きの声が溢れるはず。

セレクトしたスパークリングワインと共に、黒くきらめくキャビアが運ばれてくるのだ。



しかもこのキャビア、南アルプスからの清流で育ったチョウザメの卵を、その状態により塩を使い分け、3〜5%の濃度で漬けたもの。

ロシア産よりもプチプチした粒感が楽しめ、ひと口ごとに濃厚な旨みが広がるという極上品だ。



感動的な美味しさが待つラグジュアリーなランチ。せっかくの銀座なら、そんな昼飲みをしてみたい。


銀座のアイコン、交詢ビルに!


すずらん通りに面し、1〜2Fは「バーニーズニューヨーク銀座店」が入り、4〜5Fには同店のほか、話題の飲食店がそろうグルメビル。


■店舗概要
店名:CAVIAR はるの
住所:中央区銀座6-8-7 交詢社ビル 4F
TEL:03-6263-9420
営業時間:ランチ 11:30〜(L.O.14:00)
     ディナー 17:30〜(L.O.21:00)
定休日:日曜、祝日
席数:テーブル4席、カウンター6席、個室1(6席)


3.待望復活を果たした“銀座の伝説”をもう一度!
『レストラン 西洋銀座』


2023/9/13 OPEN



「ホテル西洋銀座」の歴史と味を昼から楽しむ銀座の嗜み


伝統という隠し味が施された、銀座ならではのリッチで趣あるランチコースが優雅な昼下がりを約束する。



銀座にありながら喧騒を忘れさせるホテルとして多くの人に愛された「ホテル西洋 銀座」。

2013年に惜しまれつつも歴史を閉じてしまったが、昨年オープンした『レストラン 西洋銀座』で、その美味が満を持して復活した。


往年の味に現代風のアレンジを加えた、新しき銀座の名物


旬の鮮魚を使ったひと皿に加え、2種から選べる肉料理も出てくるランチコースをはじめ、同ホテルで研鑽を重ねた加藤 寛シェフの手がける料理は、現代風のアレンジを加えたかつての味。


― Menu Jubilation(喜び、歓喜)9,680円 ―


コースは月替わりで、ダブルメインとして出される魚料理「鮮魚のポワレに晩白柚と大葉を添えて」。



2種から選べる肉料理「北海道 蝦夷鹿のローストポワプラードソース」(+1,100円)。


当時と変わらぬ名物&カトラリー


コースに+1,650円で楽しめる「スモークサーモン」。

手法、味わいはかつてのまま。リーフ型のサブレが復活後の変更点。



さらに四季のプレートやカトラリー、ワイングラスまで当時のものが使用されるのだ。

美味の数々とともに銀座の歴史までも満喫してほしい。



「ホテル西洋銀座」で料理人人生をスタートさせた、シェフ・加藤 寛氏。「ホテル時代を含め、3代にわたってのお客様も多いですよ」


■店舗概要
店名:レストラン 西洋銀座
住所:中央区銀座6-8-3 銀座尾張町TOWER 9F
TEL:03-6280-6570
営業時間:ランチ 11:30〜(L.O.13:30)
     ディナー 17:30〜(L.O.19:30)
定休日:月曜、第2火曜、年末年始
席数:テーブル26席、個室2(2〜4席、5〜8席)


4.コッテリ系の雄とんこつラーメンこそ軽やかに!
『銀座 月や』


2023/4/24 OPEN



とんこつながらクリアな喉越しが本能と欲望を上品に満たす


上品で贅沢なランチもいいが、コクたっぷりのラーメンを食べたくなることも。

そんな時にはクリアで上品なとんこつをすすりたい。


透明なスープからは想像できない、さらりとクリーミーな味わいにハマる


旨み溢れるとんこつラーメンをすすりたい日だってある。しかし、ここは銀座。上品な一杯が理想だ。

そんな思いに応えてくれるのが、『銀座 月や』のラーメン。


― クリア豚骨 1,320円 ―


鍋の中の豚骨が動かぬよう弱火で6時間以上かけて煮込むことでしっかりと旨みがありつつ、豚骨とは思えぬクリアなスープを実現させた。


別盛りのトッピングで味変を


チャーシューなどの具材を別盛りにすることで、食すギリギリまでクリアさをキープするこだわりよう。

喉越し良い細麺をすすれば、小麦の香りとともにスープの軽やかな味わいが口中に広がっていく。欲望を満たす上品さは、銀座ならではの一杯だろう。


腹ペコおじさんには!


ラーメンだけでは物足りないという人のための「博多たらこ飯」2,090円。

海苔の上にのったアゴだしに漬け込んだたらこは風味良く、上品な味わい。サイドメニューとしても、単品としても注文できる。


■店舗概要
店名:銀座 月や
住所:中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
TEL:03-6264-6380
営業時間:ランチ 11:00〜(L.O.15:30)
     ディナー 17:30〜(L.O.22:00)
定休日:施設に準ずる
席数:テーブル12席、カウンター7席
※夜はスープがなくなり次第終了


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