気鋭の俳優として注目され、BE:FIRSTのRYOKIとしても躍動する三山凌輝さんが、月刊誌「東京カレンダー」の焼き鳥特集に登場した。

先日公開の記事に続き、焼き鳥にまつわる未掲載トークも含め、彼が好きな「食」にまつわるお話を、たっぷりとご紹介しよう!




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まず好きな焼き鳥店について聞くと、「大衆っぽいお店も好きです。焼き鳥って、仕事帰りの人たちが暖簾をくぐって入り、串をこんな風に頬張っている風景を含めていいなと思うので、あの空気の中に混ざりたい。みんなお酒が入って声が大きくなって、でも店全体が同じ状況だから気にならず、どんどん賑やかになっていくのがいいっすよね!」と、串を頬張るジェスチャーをつけて話す。

情景が浮かぶ語りに編集部員が「焼き鳥に行きたくなりました」と言うと、「でしょ〜!僕も行きたいですもん」とにっこり。

撮影ではひとり“鶏焼き”に挑戦したが、「この前、羽田空港に集合時間より早く着いちゃって、初めてひとり焼肉に挑戦したんですよ。ちょっと緊張しました(笑)。意外といけるなと思ったけど、やっぱり焼肉は人と食べた方が美味しく感じますね」と、焼きながら教えてくれたりもした。


子供時代にインターナショナルスクールで初フレンチを体験!


さて、Web記事の本題は、凌輝さんが好きな料理のジャンルを聞いて、東カレがそのイチオシ店をおすすめすること。

彼は普段、どんな外食を楽しんでいるのだろうか?


Q.いま好きな料理のジャンルを教えてください。

三山:フレンチとイタリアンはけっこう好きで、どちらもちょこちょこ行っています。


Q.初登場(2022年1月号)では好みに焼肉や和食をあげていましたが、環境や嗜好の変化がありましたか?

三山:変化というより、フレンチもイタリアンも前から好きですね。

子供の頃、名古屋で通っていたインターナショナルスクールの行事でフレンチの食べ方講座があって、そこからフレンチは知りました。子供ながら「高級そうな店内だな」とか「ごはん少なっ!」と思ったのを覚えています。

でも、少ないと言ってもフルコースだと立派な量になると分かって、いま改めてそのよさを感じるようになりました。

イタリアンは有名どころじゃない隠れ家的なお店や新しいお店でも、すごく美味しいことがあるのが面白い。そういう情報を知りたいなとも思います。


大好きなイタリアンをはしごした夜。2軒目であった不思議で素敵な出会いとは?


Q.最近お気に入りのイタリアンを教えてください。

三山:こじんまりしていて、夜中まで開いているイタリアンで好きなお店があります。最初に行ったのも夜遅く。その日は1軒目に別のイタリアンに行ったんですけど量が少なくて、もう少し食べたいなと2軒目に入ったお店でした。

僕より少し歳下くらいの店員さんがすごくイケメンで、「お兄さんイケメンですね!」と声をかけたら「いやいやお兄さんこそ!」と返されて、男同士で不思議な会話になりました(笑)。

「どこかで見たことあります」と言われて、「たぶん気のせいだと思います」と話しているうちに盛り上がって仲よくなりました。そしたらパスタを大盛りで出してくれたり、他にも色々とサービスしてくれたり、ありがたかったです。

イタリアンだけど贅沢な具がのったTKG(卵かけご飯)もあって、それがまた美味しいんですよ。


Q.夜遅くまで営業しているイタリアンだと使い勝手がいいですか?

三山:いいですね。夜遅くまでやっているのに美味しいと、ちょっとしたご褒美に感じます。

遅いとファストな食事になる場合もあるけど、せっかくなら。


Q.好きなイタリア料理とその理由を教えてください。

三山:ペペロンチーノ。シンプルだけどニンニクの風味が効いていて、ニンニクを食べる罪悪感も隠し味みたいな。中にベーコンが入っているタイプもまたいいですね。

あと蜂蜜をかけるピザも好きです。自分でかける量を決められるから、贅沢感があります。


Q.BE:FIRSTのメンバーとイタリアンに行ったことはありますか?

三山:ありますよ。お酒を飲める5人で行ったから、まだSHUNTOが未成年の頃(昨年9月1日より前)。現場終わりに、そこから家が近いメンバーの行きつけのお店だったはず。

かなり賑やかなイタリアンで、みんなでワインを飲みました。


Q.料理が上手なメンバーはいますか?

三山:SOTAとJUNONが上手いらしいです。

SOTAは自分で「俺のパスタは旨い!」と言っています。あ、ちょうどイタリアンだ。今度あいつに作ってもらおう(笑)。



「人が好きっすよ。」プライベートでも、気さくにコミュニケーションをとるタイプ


Q.個室やカウンターなど、どういう席に座ることが多いですか?

三山:個室が多いですけど、友達との食事であまり気にしない時はカウンターの時もあります。カウンターで店員さんと仲よくなったり、そういうのが好きです。


Q.店員さんが好き……?

三山:店員さんが好きって、ちょっと待ってください(笑)。人が好きっすよ。会話が好きです。

前も夜中3時閉店のイタリアンのカウンターで店員さんと喋っていて、閉店が遅いから、「3時終わりだと、どういうルーティンなんですか?」と聞いたら、「今日に関しては、店が終わったらそのままゴルフに行きます」と返ってきたから、「え〜!寝ないでコースを回るんですか!?」と驚いて。体力やばいですよね(笑)。



焼き鳥からイタリアンまで、凌輝さんの食の話には笑顔と会話が伴う。食事ごとに人との関わりを楽しみ、日頃のコミュニケーションも情の深いキャラクターの肥やしになっているのだろう。

そんな彼のコミュニケーションにおける思慮深さや瞬発力は、演技にも生きているはず。

今年4月1日には出演作のNHK連続テレビ小説『虎に翼』がいよいよスタート。凌輝さんは、日本初の女性弁護士となるヒロイン(伊藤沙莉さん)の弟を演じる。

取材時はクランクイン前だったが、「人情味があって、温かくて、心がきゅっとなる場面もあり、弁護士が題材なのでドキドキハラハラするシーンもあり、本当に色んな要素が詰まった作品です」と、物語に深く魅了されていた。

撮影の最後、撮りおろした写真を見ながら、スタッフ皆で「絶対にいいページになる」と話していると、凌輝さんは「嬉しい!やったぜ!」と小さくガッツボーズ。

どこまでも真っ直ぐで気持ちのよい人柄を、我々に見せてくれたのだった。


■プロフィール
三山凌輝 1999年生まれ、愛知県出身。2016年に俳優デビュー。2021年にBE:FIRSTとしてアーティストデビュー。2022年の映画『HIGH & LOW THE WORST X』や2023年のドラマ『往生際の意味を知れ!』、『生理のおじさんとその娘』などに出演。4月1日(月)に始まるNHK連続テレビ小説『虎に翼』では、主人公・猪爪寅子の弟、猪爪直明を演じる。

Photos/Yuma Kuramoto@Pygmy Company, Styling/Hironori Yagi, Hair&Make-up/Ayako Chiba, Text/Tomoko Oishi




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