タレントのアンミカが20日、関西テレビ「ドっとコネクト」に出演。ドジャース・大谷翔平投手に〝口裏合わせ〟を頼んだとされる元通訳・水原一平容疑者を「無責任すぎ」と非難した。

 米ニューヨークタイムスによると、大谷は元通訳で銀行詐欺容疑で刑事訴追された水原容疑者から、借金の肩代わりをして送金したことで口裏を合わせるよう依頼され、断っていたという。

 3月20日にソウルで行われた今季開幕戦後、深夜ホテルで話し合った際、水原容疑者は大谷の口座から金を盗んだことを打ち明け、その際に「ブックメーカーの借金の肩代わりをして送金した」と口裏を合わせるよう頼んだというが、大谷はこれを拒否。代理人を呼び、その後、窃盗被害を受けたという声明を発表した。

 このニュースにアンミカは「全部ひっくるめて、39歳無責任すぎ」とぴしゃり。「これ皆さん『口裏合わせ』って言いますけど、この口裏合わせって罪に巻き込むことじゃないですか。野球人生を潰すということじゃないですか。これを最後の最後に頼んだというのは、この人野球も愛してなければ、大谷さんも愛してない、自分しか愛してないなということがむちゃくちゃショックでしたね」と嘆いた。

 大谷と水原容疑者にはこれまで力をもらってきたとした上で「信じたくない情報が出てくるたびに『嘘やん』『まさか』で、最後の何かとどめというか。それと最後に一平さんが出した言葉が『もう終わりだ』みたいな。ちゃうやろ、謝罪やろと思うんですよ」と叱った。

 続けて「自分が終わりかどうか60何億の借金背負った時点でそうやし、人のお金、相棒のお金に手を付けた時点で、出金は大谷さんの口座、入金は自分の口座ってこの時点で終わってんねんから。じゃなくて『本当にすまなかった。申し訳ない』って土下座するくらいのことをしたか?というとそんなの聞こえてこないじゃないですか。最後に聞こえてくるのが、口裏合わせ、罪巻き込み。それがホンマに無責任やなって」と表情をしかめた。

 最後に「こんだけあたしらがギャーギャー『ショックや』って言うんやったら、大谷さんどんだけ?っていうのと、そんな最中に聴取受けながら野球やって、結果出すってすごい」と大谷の超人的メンタルに感心していた。