7人組ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONSのパフォーマーで、EXILEメンバーでもある関口メンディー(33)が1日、グループの卒業と所属事務所「LDH」の退社に関する記者会見を行った。

 会見には7人のメンバー全員が出席。メンディーは「約13年間、20歳のころから教わってきたLDHを6月25日をもって卒業(退社)させていただくことになりました。そして、ここに今一緒にいてくれているずっと寝食をともにしてきたGENERATIONSも同時に卒業となっております」と報告。事務所やメンバー、ファンへの感謝を述べた。

 独立を決断した理由について、「この決断をするまでたくさんの時間を費やしました。HIROさんやスタッフ、メンバーと何度も何度も話し合いを重ねました。13年間、LDHという場所で本当に愛を持って育てていただいた。LDHという場所は家族であり、実家のような場所になっていた。実家は家族もいて、温かいご飯も出て、とても安心できる温かい場所。でも、いつからか、この実家という場所に居続けていいのだろうかと。このままここにいて良いのかという思いを持ち、ずっと甘えてしまうんじゃないかという思いを強く持ちました。自分の足で立って精一杯歩んでいくことが僕は親孝行ではと思った」と明かした。

 他のメンバー6人もそれぞれメンディー卒業などに対する素直な思いを語ったが、怒りの感情を爆発させたのは中務裕太だった。

 中務は「メンディー君から話を聞いたとき、最初はすごく寂しいなという気持ちでした。そのあとからメンバー全員でいろいろと話していく中で、なんかすごく納得できないなっていう感情がすごく湧いてきました。そして、今もですけど、めちゃくちゃ怒ってますし、ムカついてます。めっちゃ怒ってます、正直」と吐露。その怒りの源泉については「なんでこんな感情湧くのかなと思ったら、やっぱり僕はメンディー君のことが大好きですし、すごく今まで助けられたこともたくさんありましたし、メンディー君のおかげでたくさんの出会いもありました。そこは本当に感謝していて、やっぱりそういうところがあるから本当にこういう感情が湧いてくるのかな、と。本当にここで興味なくなったら多分怒りなんてわかないと思いますし、どうでもいいと思うと思うんですけど、本当に今はすごくムカついてるっていうのはあって、本当に今も納得していないです」と分析した。

 その上で、中務は「メンディー君にはこれからの活動で僕を納得させてほしいですし、もしGENERATIONSに戻ってくるってなっても、その時、僕が納得しなかったら僕はNOと言わせてもらいたいなと思ってます」と〝出戻り禁止〟の覚悟で旅立つことを要求。「でも、本当にメンディー君はこれからも応援していますし、仲間として友達としてこれからも頑張ってほしいなと思ってます。でも本当に僕の怒りというか、この気持ちだけは本当にわかってほしいですし、これまで応援してくださったファンの皆さんの思いもメンディー君には忘れないでほしい」とあえて厳しいエールで大好きな仲間を送り出した。