脚本家の小山内美江子さんが今月2日、老衰のため死去していたことがわかった。長男で俳優の利重剛が自身のホームページを通して発表した。

 小山内さんは、テレビドラマTBS系ドラマ「3年B組金八先生」シリーズや、NHK連続テレビ小説「マー姉ちゃん」「本日も晴天なり」といった作品で脚本を務め、作品をヒットに導いた。

 利重は「5月2日、母、小山内美江子が天命を全う致しました。老衰による穏やかな逝去でした。94歳でした」と伝えた。

 母・小山内さんについて「やりたいことをやり、言いたいことを言い、多くの人々に愛された、幸せな人生だったと思います」とつづり「生前のご厚情を深く感謝いたします。本当にありがとうございました」と感謝の思いを述べた。

 なお、葬儀はすでに故人の遺志により家族のみで執り行ったという。