19日放送の「サンデージャポン」(TBS系)で、ドジャース大谷翔平選手の元通訳だった水原一平被告の裁判が取り上げられた。水原被告は大谷の口座から約1700万ドル(約26億円)を不正送金した銀行詐欺罪などに問われている。

 水原被告は先週、米ロサンゼルス連邦地裁に姿を表し、罪状認否を行った。報道陣にはノーコメントを貫いていた。これに番組MCを務める爆笑問題の太田光は「水原一平さんもポーカーフェイスでしたが、本当のポーカーで鍛えているから」と毒を吐いた。

 一方、出演者のタレント磯山さやかは「気になったのは水原被告がとにかく無言でいて。本当に(フリードマン弁護士と)2人で歩いていてもまったく目も合わさずにいる。なんとなくこっちだよとか話したりしそうなイメージあったけど、まったくコミュニケーションとれていないのかな」と、弁護士に対してもポーカーフェイスなことに首をかしげていた。

 国際弁護士の湯浅卓氏は「罪状認否の直前の弁護士と被告人っていうのは一番大事なポイント。そこで目線が合っていないというのはちょいおかしい。弁護人と被告人との関係はできているが、人と人との心を開いていない部分がどこかにある」と、水原被告と弁護士の距離感を指摘した。