イタリア1部ACミランの新監督候補にフランス1部パリ・サンジェルマンを率いていたクリストフ・ガルティエ氏が浮上している。

 フランスメディア「20MINUTOS」によると、ガルティエ氏は昨年からカタール1部アルドハイルの監督を務めているが、2025年6月末までの任期を全うする気はないという。その上で「57歳のテクニシャンに対するACミランの関心を呼び起こしている」と指摘し、今季限りで退任が確実視されるステファノ・ピオリ監督の後任候補としてリストアップしているという。

 ガルティエ氏は1998年からイタリアのモンツァでプレーしていた影響でイタリア語に支障はないという。またフランスの名門クラブを指揮した実績に加えて、ACミランのシニアアドバイザーを務める元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ氏とも「良好な関係を維持している」とも伝えていた。

 ACミランの新監督候補にはフランス1部リールのパウロ・フォンセカ監督やスペイン1部レアル・マドリードの元監督フレン・ロペテギ氏の名前も候補に挙がっているが「来週に(ACミラン幹部とガルティエ氏の)会談が決定する予定」と伝えていた。