フィギュアスケートの世界ジュニア女王・島田麻央(木下アカデミー)が新シーズンに向けての抱負を明かした。

 今季は「2大目標」に掲げたユース五輪&世界ジュニア選手権で優勝。24日には日本スケート連盟が都内で開催した2023〜24年シーズンに活躍した選手を表彰する祝賀会に出席し「22〜23年シーズンよりもいろんな経験ができた。ユース五輪が一番印象に残っている」と初々しい表情を浮かべた。

 ジュニアの舞台で圧倒的なパフォーマンスを見せる中で、自身の成長も実感している。「SPで出遅れてしまうことが多かったけど、それを重ねるごとにどんどん切り替える力がついてきた」と自己分析しつつ、来季は「昨季より笑顔で終われる試合を増やしたい」と決意を述べた。

 4月からは浅田真央や宇野昌磨(トヨタ自動車)など、多くのトップスケーターを輩出した愛知・中京大中京高の通信制課程に進学した。この日は制服姿で取材に応じ「いろんなすばらしい選手が着ていた制服なので、今自分が着られていることがすごくうれしい」。JK1年目も氷上で抜群の存在感を発揮したいところだ。