欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦(7日=日本時間8日)で、ドルトムント(ドイツ)はアウェーでパリ・サンジェルマン(PSG、フランス)に1―0で勝ち、2戦合計2―0とし、2012―13年シーズンでバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に敗れて以来11季ぶりの決勝進出を果たした。

 後半5分にDFマッツ・フンメルスが頭で合わせて先制すると、この日33本ものシュートを放ったエムバペらPSG攻撃陣を2戦連続で抑え込んだ。エディン・テルジッチ監督は「ひと言で言うならば誇りに思う。私たちにとって光栄な瞬間だ。素晴らしいパフォーマンスだった」とし「まだ夢は終わっていない」と先を見据えた。

 MFマルコ・ロイスは「言葉では言い表せない。10年以上の時を経て再び決勝に進むことができた。どうやって試合に勝ったかなんて、明日は誰も問わないだろう。誰も予想していなかった。ただただ信じられないことだ」と語った。

 決勝(6月1日=日本時間同2日、英ロンドン)ではレアル・マドリード(スペイン)とバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)の勝者と対戦する。