往年の名車を保有・愛好する人たちでつくる「六戸クラシックカー倶楽部」(苫米地和夫代表)は3日、青森県六戸町の舘野公園で「クラシックカーミーティング」を開いた。青空の下、200台を超える名車が並び、県内外から集まった愛好家たちが交流を深めた。

 舘野公園でのミーティングは毎年、この時期に行っている。参加対象は30年以上前に生産された二〜四輪車。例年、首都圏から参加する人もいる。

 会場にはトヨタのセリカLB(リフトバック)や日産の3代目スカイライン(通称ハコスカ)のほか、1960年代に生産されたベンツのトラックといった珍しい車も並んだ。

 クーペタイプの真っ赤なロータスで平川市から駆けつけた平田道裕さん(63)は「(他人の車を)見るのも、知り合いに会うのも楽しい」。平田さんの友人で、八戸市の斉藤良悦さん(64)は「若い時に普通に道路を走っていた車ばかり。懐かしい」と話した。