ステレンボッシュ(右)は初コンビの戸崎圭と息の合った走りを見せた
ステレンボッシュ(右)は初コンビの戸崎圭と息の合った走りを見せた

オークス2024

[GⅠオークス=2024年5月19日(日曜)3歳牝、東京競馬場・芝2400メートル]

<美浦>桜花賞馬ステレンボッシュは初コンビの戸崎圭騎手を背に、南ウッドで3頭併せ。前に2頭を置き、終始楽な手応えで直線に向くと内から馬なりのまま併入した(6ハロン83・6ー11・1秒)。鞍上は「いい動きでした。初めてコンタクトを取るので、どういう馬かと、操縦性を確認。オーバーワークにならないように気持ち良く走らせました。桜花賞馬ですからね。2冠目、3冠目に挑戦できるのはこの馬しかいない。依頼をしていただいて感謝すると同時に責任を感じています。ダービー(ジャスティンミラノ)ばっかり意識している場合じゃないですね」と次週へ向けて意気込んだ。

 桜花賞13着のチェルヴィニアは南ウッドで併せ馬。ヒップホップソウル(古馬OP)を追いかけ、内からしっかりと追われたが、遅れ加減だった(6ハロン81・1ー11・1秒)。

<栗東>桜花賞8着のクイーンズウォークが川田を背にウッドでの併せ馬。6ハロン81・3ー11・5秒の時計をマーク。切れのある動きで先着を果たした。「放牧から先月末に帰厩しました。順調には来ているので、オークスの舞台で巻き返してほしいですね」と福永助手。

 桜花賞4着のスウィープフィートは坂路で併せ馬の追い切り。4ハロン52・5ー12・2秒の時計で先着を果たした。一方、忘れな草賞VのタガノエルピーダはM・デムーロが騎乗し、ウッド併せ馬の追い切りで、6ハロン83・7ー11・8秒をマークした。

著者:東スポ競馬編集部