皐月賞で6着に敗れたレガレイラ
皐月賞で6着に敗れたレガレイラ

 10日に放牧先の福島県・ノーザンファーム天栄から美浦トレセンに帰厩した昨年のGⅠホープフルS勝ち馬レガレイラ(牝3・木村)が12日朝、帰厩後の初時計をマークした。

 帰厩翌日の11日にさっそく馬場入り(坂路4ハロン=74・2秒)を済ませると、けさは早くも頂上決戦に向けて調教のギアを上げてきた。馬場開門時間の午前4時30分、坂路コースに登場すると木村厩舎7頭縦列の6番目のポジションでスタート地点からゆったりと加速する。最後まで余力十分の手応えで外ラチ沿いを駆け上がり、4ハロン55・0―40・1―12・3秒を馬なりで計時。俊敏なフットワークと張りのある馬体が放牧先でも充実したメニューをこなしていたことをうかがわせた。

 1番人気に支持された前走・GⅠ皐月賞はまさかの6着に敗れたが、GⅠダービー(5月26日、東京芝2400メートル)では主戦・ルメールとのコンビが復活。07年ウオッカ以来17年ぶりとなる牝馬による制覇なるかが注目を集める。

著者:東スポ競馬編集部