1番人気のサヨノネイチヤが7連勝を飾った
1番人気のサヨノネイチヤが7連勝を飾った

 大井競馬場で15日に行われたSⅠ第69回大井記念(2000メートル)は、1番人気のサヨノネイチヤ(牡5・坂井英)が好位で運び、逃げたバーデンヴァイラーを残り100メートル過ぎで捕らえるとゴール前抜け出し快勝。自身の連勝を7に伸ばし、重賞3勝目を挙げた。勝ちタイムは2分08秒6(重)。半馬身差の2着に5番人気のバーデンヴァイラー(牡6・内田勝)が粘り込んだ。なお、上位2頭は6月26日のJpnⅠ帝王賞(大井2000メートル)への優先出走権を獲得した。

 主戦の西啓太は「素直にうれしいです。手応えはあったので、あとは進路さえ開けばという感じでした。4コーナーを回った時点で森(泰斗)騎手の馬(バーデンヴァイラー)の手応えが良かったですが、それ以上に僕の馬がいい脚を使ってくれました。SⅠを勝ったということで自信を持って次に向かいたいです」と会心の表情で振り返った。

 次走は帝王賞を予定。14戦12勝と底を見せていない大井生え抜きのダノンレジェンド産駒がいよいよJRAの一線級と対峙する。

著者:東スポ競馬編集部