ロマンチックウォリアーが海を渡ってくる(写真は23年クイーンエリザベス2世C=平松さとし提供)
ロマンチックウォリアーが海を渡ってくる(写真は23年クイーンエリザベス2世C=平松さとし提供)

安田記念2024

[GⅠ安田記念=2024年6月2日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝1600メートル]

 東京GⅠ5連戦のトリを飾る安田記念(6月2日=芝1600メートル)の登録馬が19日、JRAから発表された。

 なんといっても注目は香港からやって来たロマンチックウォリアー。4月のGⅠクイーンエリザベス2世Cで史上初となる3連覇を達成。そのほかにもオーストラリアのコックスプレート(23年)、香港カップ2連覇(22〜23年)など、大レースを次々に勝っている香港の中距離最強馬だ。これほどのビッグネームが海を渡ってくるのは久々。宝塚記念にも予備登録をしており、マイル戦は昨年1月の香港スチュワーズカップ2着以来となるが、ビクターザウィナーを今年の高松宮記念で3着に好走させたC・シャム調教師の采配だけに、心配は無用か。勝てば06年ブリッシュラック以来の18年ぶりの外国馬Vとなる。また、香港からはヴォイッジバブルも参戦。前走の香港チャンピオンズマイルでは3着に好走しており、こちらも侮れない。

 迎え撃つ日本調教馬は一昨年のマイルCS勝ち馬で前走・マイラーズCで2着したセリフォスと、同レースの勝ち馬で悲願のGⅠ初Vを狙うソウルラッシュが飛車角的存在になりそうだ。

【安田記念登録馬】ロマンチックウォリアーが18年ぶり外国馬Vへ セリフォスら迎え撃つ日本勢も虎視眈々

著者:東スポ競馬編集部