渋川沿いの桜並木「住吉ざくら」の保全活動などを行っている住吉観光協会(内田治彦会長)は4月28日、中原平和公園で桜の植樹式を行った。

同協会が主催する「さくら祭り」の40周年を記念して企画されたもの。協会では3月にも渋川沿いで2本の桜を植えており、今回も虫が付きにくく管理しやすいという「ジンダイアケボノザクラ」が選ばれ、あわせて4本の植樹となった。公園はさくら祭りの会場でもあり、同所を管理する道路公園センターに寄付する形で、敷地内に新たに2本が植えられた。

当日は内田会長を含め会員ら7人と、道路公園センターの大野宣郎所長が参加。大野所長は、平和公園が創設40年ほどになることにも触れ「この木がますます大きく育ち、観光協会も発展していくことを祈っている」とあいさつした。

内田会長は「さくら祭りの40周年を迎えるにあたり、4本の植樹ができたこと、仲間とともにセレモニーができて感激している。来年4月、さくら祭りのパレードの時に花が咲いてくれるのを楽しみにしている」と笑顔をみせた。