早稲田大学小田原稲門会(卒業生の団体)は、2024年正月の第100回東京箱根間往復大学駅伝競走での母校の健闘(総合7位)を祝う会を、2月3日、小田原市風祭の鈴廣・鈴の音ホールで開催した。

会には早稲田大学競走部の花田勝彦監督や5区の「山上り」を走った工藤慎作選手などの他、県内各地の稲門会のメンバー40人余りが集まり、「シード権」を獲得した選手たちの頑張りに拍手を

送るとともに、来年の大会でのさらなる上位進出への期待を込めたエールを送った。

花田監督は今年の箱根駅伝で実際に選手たちがつないだ「臙脂(えんじ)のやすき」を持参し、箱根駅伝に臨む選手たちの様子や監督としての思いなどを語り、「皆さんの応援に力を得ている。このたすきに浸み込んだ選手たちの汗を感じていただき、さらなる支援をお願いする。チームとしては、大学三大駅伝(出雲・全日本選手権・箱根駅伝)で、常にトップ5に入れるよう選手とともにレベルアップをしていく」と力を込めた。

会の参加者たちは、花田監督の力強い話に、「来年も今年以上のいい成績でこの会を開こう」と期待を込めていた。