2027年に旧上瀬谷通信施設(瀬谷区、旭区)で開かれる「国際園芸博覧会」に向けて、会場沿線7区の花や緑のスポットを紹介する冊子がこのほど完成した。きょう7日(木)以降に区役所などで順次配布される。

この冊子は会場から近い相鉄線と昨年3月に開業した東急新横浜線沿いにある7区(神奈川・西・保土ケ谷・旭・港北・泉・瀬谷)の区役所が連携して作成したもの。より多くの人に花や緑に興味を持ってもらい、3年後に迫った園芸博の機運醸成を図ることが目的だ。

A5サイズで24ページ構成。沿線地域を「横浜・平沼橋」「保土ケ谷」「鶴ケ峰(里山ガーデン)」「三ツ境・瀬谷」「二俣川〜ゆめが丘」「羽沢横浜国大・新横浜」「新綱島・日吉」の7エリアに分けて、計33スポットを網羅。桜やチューリップ、アジサイ、ヒマワリ、コスモスなど季節ごとに楽しめる花と見ごろの時季を写真付きで紹介している。子ども連れで出かけられるようにと、遊具や歩道などの情報も盛り込んだ。

発行部数は約1万4000部で、各区の区役所区政推進課や地域子育て支援拠点、相鉄や東急新横浜線の各駅などで7日以降に順次配布。市ホームページでも公開されている。担当者は「冊子を片手に行ったことのない場所に出かけて、沿線の魅力を知ってもらえれば」と期待している。