第二次大戦後のドイツで感染症から多くの命を救い、日独友好の懸け橋となった肥沼(こえぬま)信次医師(八王子市中町出身)。その功績に感謝を込めて灯りをともす「キャンドルナイト」が、3月9日に西放射線ユーロードの中町公園で行われた。

肥沼氏の命日(3月8日)に合わせて「Dr.肥沼の偉業を後世に伝える会」(塚本回子代表)が開催しているもの。今回は地元町会や学生も協力。LEDライトや竹灯籠など約800個を点灯し、参加者で歌うなどして肥沼氏の遺徳を偲んだ。田口秀夫実行委員長は「これをきっかけに一人でも多くの人に肥沼氏について知ってもらえれば」と思いを語った。