構想から6年をかけ建設が進められてきた小田原シネマ館(小田原市栄町)が3月20日(水)、グランドオープンを迎える。セレモニーにはアニメ原作者・監督の富野由悠季さん(小田原ふるさと大使)の参加も決定。「街中の映画館」がいよいよスタートする。

同館を運営するのは小田原シネマ株式会社(古川達高社長)。名誉館長に、小田原市でもロケ撮影を行った映画『二宮金次郎』の監督・五十嵐匠さん、同作品に出演した合田雅吏さん(小田原ふるさと大使)、田中美里さんの3人が就任する。

20日のオープニングセレモニーは、報道関係や招待者向けに開催。富野さん、五十嵐さん、守屋輝彦小田原市長、同館・蓑宮大介支配人らがテープカットを行う。

21日(木)から通常営業を開始。富野さんが生みの親のアニメ『機動戦士ガンダム」』の劇場版3部作を、第1作から3作まで約2週間ごとに連続上映することも決定した。ほかオープン当初の上映作品は『ジョゼと虎と魚たち』、『二宮金次郎』、『MoonlightClubinLOVE』。

チケット一般2千円でシニア、学生料金もある。営業時間午前10時〜午後9時(上映作品により異なる)。火曜休館。上映作品や時間はホームページ(https://odawara-cinema.jp/)から。