小田原高校少林寺拳法部(金原史忠顧問)の1、2年生11人が12月に行われた関東大会を突破し、3月22日(金)から24日(日)まで香川県善通寺市で開催される第27回全国高等学校少林寺拳法選抜大会に出場する。

男子規定単独演武には木下義基さん(2年)が出場。県大会終了後、試験勉強などで練習時間が限られたなかで関東大会に挑み6位入賞。初めての全国出場を決めた。同大会に向けて「課題である力みをなくして演武したい」と意気込んだ。

女子規定単独演武には池内心咲(1年)が出場。関東大会では「人が多くて緊張した」と話すも、県大会よりも高得点を出した。全国大会に向けて「いい点数を残せるよう頑張りたい」と話した。

女子組演武に出場する梅森夏稟さん(1年)、佐々木雛さん(同)ペアは「会場の雰囲気に飲まれてミスが多かった」と関東大会での悔しさを口にした。全国大会に向けて「練習の成果をミスなく発揮したい」と意気込んだ。

女子団体演武は鈴木芽依さん(2年)を中心に演技構成を自分たちで考え演武を披露している。鈴木さんは「関東のときよりも精度が上がっている。本番では100%を出し切りたい。」と語った。

同校4年ぶりとなる弁論の部で全国大会出場を決めたのは平尾梓絵さん(1年)。少林寺拳法から学んだことを語る弁論。7つのテーマから平尾さんは「私にとっての平和とは」いう題で同校入学後の自身の経験や平和についての考えを約1200文字で書いた。全国では開会式終了後に弁論の部が行われ、出場選手の前で読み上げる。平尾さんは「自分の気持ちが表現できるよう頑張りたい」と話した。

出場選手は以下の通り

▽男子規定単独演武/2年・木下義基▽女子規定単独演武/1年・池内心咲▽女子組演武/1年・内山あおい、望月茉優、梅森夏稟、佐々木雛▽女子団体演武/2年・鈴木芽依、1年・佐々木雛、野間尚子、池内心咲、内山あおい、中村莉望、北島依蕗、平尾梓絵▽弁論の部/平尾梓絵