冠婚葬祭事業を手掛け、区内でも複数の式場などを運営する「株式会社メモワール」(南区、渡邊正典社長)が泉区に「メモワールホール泉」を新規オープンする。

3月15日に定められている「冠婚葬祭互助会の日」にあわせて16日、内覧会が行われ、会員やその家族を含む多数の来場者が同所を訪れた。

同所には、様式の異なる2種類の式場を有する建物のほかに、入口を別にして「ライフサポーターズクラブいずみ」という多目的ホールが併設されている。高齢化に伴う孤立を防いだり、多世代での交流を促進したりすることを目的に、今後はイベントや講座などを実施する予定だ。

和装体験による儀礼文化の継承や子ども食堂、SDGsに関連したイベントなど、長年、地域貢献活動を行ってきた同社だが、担当者によるとこうした取り組みを実際に行える場所を設立したのは初めてだという。「近日オープンです。大きなイベントを実施予定なので、多くの人に参加してほしい」と呼びかけた。