1999年からスーパー銭湯事業を展開している、株式会社スパサンフジ(本社/東京都渋谷区)は、青葉区に22店舗目の温浴施設、「喜楽里別邸横浜青葉店」(奈良4の5の1)を3月20日開業した。

同施設は約10年前から同社が地権者との土地開発交渉を始め、一旦は話が立ち消えたが、粘り強く交渉を続け、昨春に着工の運びとなり無事開業を迎えた。

企画・開発を担当した同社の程田数馬さんは「近年は温浴施設に『癒し』『くつろぎ』『非日常空間』のニーズが非常に高まっている。このため保存緑地となっている隣地の竹林の美しさを存分に生かした『癒しと寛ぎを堪能できる大人の隠れ家』を目指した」と話す。

10000平米を超える敷地には、平屋の建物が3棟。すべて木造建築で和風旅館のようなしつらえも大きな特徴だ。館内の温熱房(岩盤浴)は入館料プラス500円(土日祝600円)かかるが、併設のカフェのある休憩スペースからは竹林が臨め、マンガやハンモックコーナーもある。また秋には、現在申請中の温泉開湯も予定する。入館は小学生以上。

入館料は、大人平日1100円(土日祝1300円)、小学生平日700円(土日祝800円)。東急こどもの国線「こどもの国駅」より徒歩7分。駐車場あり。(問)【電話】045・961・2626