山口蓬春記念館(葉山町一色)は4月6日(土)から、春季企画展「生きものを愛でた蓬春―数多くのスケッチとともに―」を開催する。

蓬春は1934年に発足した「日本野鳥の会」の発起人に名を連ねるなど、野鳥や自然に対する造詣が深く、自身の著書の中でも「花鳥畫の、作品の優劣は、その作家の自然への愛の深さと観察の力の如何とのみが決定する」と語っている。

同展では蓬春の日本画作品や普段見られない昆虫や魚などの未公開のスケッチ類、尾形光琳の『飛鴨図』などのコレクションを展示する。

会期は前期が4月6日から5月6日(月)、後期が5月8日(水)から6月2日(日)。時間は午前10時から午後4時30分。月曜日休館(例外あり)。入館料は一般600円(高校生以下は無料)、団体・障害者割引あり。

問い合わせは山口蓬春記念館【電話】046・875・6094