出産前後の母親らを対象とした「マタニティヨガ」が月に一度、三崎口駅近くにある「mitocafe」内のキッズルームで行われている。同室には、三浦市子ども課非常勤職員で助産師の冨宅(ふけ)真理子さんもおり、赤ちゃんを預けたり、相談をできたりする心身を気遣うサービスが、利用者に好評を博している。

ヨガ講師を務めるのは石上幾代さん。横浜から諸磯に移住後、ママ友のつながりで同店の石川優子さんと知り合った。冨宅さんとも育児のことで面識があったため、もともと指導していたヨガの企画を3人で協力しながら実施することにした。

2回目の実施となった3月25日には、生後数カ月の子どもを抱えた2人の母親が参加。石上さんからレクチャーを受けたそのうちの一人は「先輩ママたちのアドバイスは心強い。体も楽になったし、思う存分リラックスできた」と腰に手を当てながら笑みを浮かべた。赤ちゃんの面倒を見ていた冨宅さんは「ママは孤独になりがち。自分のことものびのびできない。ここは安心して一息つける場ですね」と語った。

次回は4月15日(月)に開催。時間は午前10時から11時30分まで。詳細・予約は同店SNSで確認。