市内を拠点に活動する鎌倉ラグビースクール(鎌倉RS)は、藤沢市で3月2・3日に行われた第14回神奈川県ミニラグビーファイナルカップで優勝.22日には松尾崇市長を表敬訪問した。今年1月の全国大会では5位に終わり、全国連覇を逃した悔しさを晴らした。

ファイナルカップは、小学6年生が対象。鎌倉RSは、全国大会で僅差で敗れた相模原チームに勝つことを目標に臨んだ。予選リーグと決勝トーナメントを順当に勝ち上がったが、相模原は敗退。決勝ではその相模原を下した藤沢と対戦し、組織的なラグビーを発揮して49対14で勝利した。主将のオズボーンジェイク正太君(御成小)は、「全国で負けたのが悔しかったので、みんなの力が一つになった」と喜んだ。宮崎啓介コーチ(50)は、「個で適わない相手にも活路を見出すプレーがチームでできた」と選手を称えた。

練習環境の改善要望

また鎌倉RSは、山崎浄化センタースポーツ等広場の芝整備やグラウンド建設に関する要望と署名5048筆を松尾市長へ提出。活動していた深沢多目的スポーツ広場は、土地区画整理事業に伴い1月に閉鎖し、市が代替地として提案した山崎のスポーツ広場は、「砂利混じりの土質で、安全に練習できない状態が続く」と伝えた。