地域交流の場となっている施設わくわくプラザ町田(森野)で3月23日、「シルバー交流まつり」が行われた。町田市シルバー人材センター(丹田公和会長)主催のイベントで、当日は260人を超える高齢者らが参加し賑わいを見せた。

今回は「食と健康」をテーマに、キユーピー株式会社や、麻布大学名誉教授の坂田亮一さんらを招いた講演が行われたほか、東京工業大学三宅研究室による歩行計測などの筋力測定が行われた。歩行計測を担当した同学の内富寛隆さんは「様々な病院で患者さんをみる機会が多いが、来場した皆さんは健康な人が多い印象を受けた」と当日を振り返った。

丹田会長は「コロナ禍で人とのつながりが薄れていたが、この会を機に、交流の楽しさを思い出してもらいたい。まちの活性化につなげていければ、今回開催した意義があると思う」と話している。

同センターでは、働く意欲を持つ60代以上の構成員が活動しており、仕事を行う傍ら、ボランティアにもあたるなど、地域に貢献している。