社会奉仕団体の藤沢湘南ライオンズクラブ(堺勇二会長)が設立50周年を記念し、同クラブの農園で栽培した藍を顔料に用いた絵画と石の腰掛けを市へ寄贈した。

同クラブのメンバーで、藍と左官を融合させたアートや建築を手掛けている守谷玲太さんが絵画を制作。「コナタトカナタ」と題する作品には江の島や富士山などが描かれている。サイズは縦120cm、横350cm。市役所1階ラウンジに飾られた。淡い藍色が特徴的な石の腰掛けはサンライズ広場に設置。

先月19日、同クラブに対する感謝状の贈呈式が市役所で行われた。鈴木恒夫市長は「市役所を訪れる人々に藤沢の空と海をイメージした藍の作品を楽しんでもらえる」と謝意を伝え、堺会長は「一所一心で今後も地域の皆さんの役に立つ活動を続けていきたい」と話した。