湘南地域を拠点とする異業種企業による交流グループ・ハイテクメイト湘南の3月度例会が3月21日、茅ヶ崎商工会議所で開催された。今回は、昨年10月に開局した茅ヶ崎エフエム(エボラジ)のメンバーが局の成り立ち、将来像などについて説明した。

はじめに、エボラジのメインパーソナリティを務める宮治淳一さんが局が設立した経緯を紹介。局づくりに向けてさまざまな方面に赴き、ネットワークを構築していった当時を振り返り、「茅ヶ崎市民の代表として駆けずり回っていた」と回想した。宮治さんは「エンターテインメントはもとより、災害時に正確な情報を届けることもコミュニティFMの意義。トライアンドエラーを重ねながら素晴らしい局になっていけば」と話した。

続いて、同社取締役の池原正洋さんが番組編成のポイントや方向性、茅ヶ崎在住者を中心にMCを選んできたことなど地域へのこだわりを見せた。今後は子どもが参加しやすいイベントを積極的に企画していく考えだ。「子どもたちが茅ヶ崎エフエムにどのように関わってもらえるのかが大事。体験を通じてラジオを知ってもらい、未来につなげていきたい」と展望を掲げた。