横浜市が行った商店街や消費者の購買行動意識調査の結果が3月末に公表された。

商店街の調査は昨年10〜11月に実施し、241商店街が回答。消費者行動調査は昨年10月に行い、18歳以上の市民5697人が回答した。

商店街を月1回以上利用している人に「商店街に開店してほしい、増えてほしい店」を聞いたところ、トップは「パン・ベーカリー」の22・5%だった。以下、「飲食店(喫茶・ファストフード)」(21・7%)、「書籍・文具」(20・9%)、「鮮魚」(19・2%)、「飲食店(食事)」(19・0%)と続いた。

一方、商店街側に「商店街に不足している業種・業態」を聞くと、「鮮魚」が25・7%でトップ。以下、「精肉」(23・2%)、「青果」(19・5%)と生鮮三品が上位を占めた。

消費者が増加を望む業種から商店街が不足を感じている業種を引いた値では、「書籍・文具」が15・5%でトップ。以下、「パン・ベーカリー」(15・0%)、「100円ショップ」(13・3%)が続いた。

調査結果は市のサイトで公開されている。