横浜市がこのほど、2020年の国勢調査の結果をもとに、70年までの各区別の将来人口・世帯数の推計を行い、その結果を公表した。

横浜市全体の人口は、50年後に約2割減となる301万3000人になる見通し。世帯数も174万4千世帯から154万9千世帯へと減少する。1世帯あたりの人員も20年の2・17人から減少。70年には1・95人と推計される。

港北は人口増加

北部4区でみると、人口では緑区が約25%、青葉区が約38%、都筑区が約35%とそれぞれ減少。世帯数でも緑区が約15%、青葉区が約30%、都筑区が約21%の減少となる。一方、港北区は人口・世帯数とも増加の見通し。人口は2%増の36万9千人、世帯数は7%増の18万8千世帯になる推計が出されている。