今年2月に米国フロリダ州で開催された「ICU世界スクールパフォーマンスチア選手権大会」の「VarsityGameDay」部門に向上高校チアダンス部(伊勢原市)のメンバーとして出場し、優勝した杉山琴音さん=小鍋島在住・2年=が4月4日、平塚市役所を訪問し優勝報告を行った。

同部は昨年行われた国内大会で1位を獲得し、日本代表として世界大会への出場を決めた。渡米にあたっては、部員23人分の旅費捻出のためクラウドファンディングを実施し、100万円を超える支援が集まった。

世界大会では海外チームのパワフルな演技に圧倒されたが、抜群のチームワークで優勝を掴んだ。出場当時1年生だった杉山さんは、「部長や先輩たちが引っ張てくれたおかげ」と感謝を込める。

4日の表敬訪問で、落合克宏市長は「これからもケガだけは気を付けて、ますます活躍してほしい」とエールを送った。杉山さんは「将来は中学校の教員になって、子どもたちに体育か社会を教えたい」と笑顔で話した。