磯子警察署(中村高久署長=人物風土記で紹介)は4月8日、ヤマダ電機テックランド磯子店前で交通安全キャンペーンを開催した。

春の全国交通安全運動(4月6日〜15日)にあわせ、磯子交通安全協会や磯子区役所などと協力して企画。区内のたきがしら会館を練習拠点とするプロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」所属の田中力選手を一日署長に任命し、交通事故防止へ向けた啓発を行った。

会場では白バイやアクティブ交番の展示、特定小型原動機付自転車の試乗を実施したほか、反射材などを配布。また、今年度入学を迎えた新小学1年生19人も集まり、「交通ルールをしっかり学び、横断歩道で道路を渡る時は歩道で止まって右手を上げて安全を確かめます」などと声を揃えて宣言した。

警察官の礼服姿で登場した田中選手は「多くの人に集まってもらい、感謝や嬉しい気持ち。生活もしっかりして、バスケも頑張りたい」と話した。中村署長は「ゆとりがないと、人を思いやる余裕もなくなってしまう。車を運転する方や保護者の方々など、時間にゆとりを持って過ごしてほしい」と呼び掛けた。