平塚柔道協会(奥山晴治会長)が4月16日、来日中のフランス柔道連盟の指導者ら26人を市総合体育館へ招いて、子どもへの指導法を教えた。

柔道を通じた国際交流などに取り組む認定NPO法人JUDOsの活動の一環。同連盟の指導者らは15日から5日間日本に滞在し、指導力向上を目的とした研修を実施。初日の15日は東海大学柔道部を訪れていた。

同連盟の指導者らは、同協会の真田州二郎さんらが指導する小学生・中学生の練習を見学。練習に混ざりながら寝技の指導法などを学び、研修後はプレゼント交換などで交流を深めた。

フランスは幼少期から柔道を習う子どもが多いため、世界でも有数の競技人口を誇るという。同国の男性指導者は「強さを求めるより人間力を育てることが大事ということを学んだ」と話した。