丸子地区小学生野球大会(丸子地区少年野球連盟主催)の春季大会が4月21日に開幕し、開会式には5チーム約100人の選手が参加した。選手宣誓を行った天神町野球部主将の岩渕樹奈さん(6年)は、「練習の成果を発揮し、最後の一球まで諦めることなく追いかけます」と力強く宣言。初日はリーグ戦の3試合が組まれ、選手らの好プレーや全力プレーに、応援にかけつけた保護者から大きな歓声が送られていた。

「喜んでくれるはず」

この日、会場には米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が全国の小学校に寄贈したグローブ3個が展示されるサプライズも。同連盟から要望を受け、一日貸し出すことを快諾した上丸子小学校の西田寛校長は「野球好きな子どもたちや関係者が集まる場で活用するのが一番。大谷選手も喜んでくれるはず」との思いを明かした。同連盟本部長の石井彰さんは「ご協力いただき感謝。親子で野球への気持ちを高め、もっと好きになり、向上心を持って練習に励んでもらえたら」と期待を込めた。

テーブルに展示されたグローブを目にし、ランニング中に足を止め、手に取る人の姿も。「意外と軽くて柔らかい」「ご利益がありそう」などと笑顔を見せていた。