馬絹の天台宗泉福寺で5月4日、恒例の「我楽多市」が開催された。

同寺では福祉向上や地域のボランティア活動等に長年取り組んでおり、我楽多市は例年同日に行っているチャリティーフリーマーケット。1995年から始まり、コロナ禍の休止を経て昨年から復活。今回で26回目を迎えた。

当日は近隣住民ら22店が出店。手作り品や家庭で不要になったもの、駄菓子などが販売された。同寺の浮岳堯仁住職は「午前9時から10時くらいは会場の境内が人でいっぱいになっていた。混んでいる行楽地ではなく近所で楽しみたい、という人が来て楽しんでくれた」と振り返った。

出店料と寄付金は社会福祉協議会に寄付されるという。浮岳住職は「5月に外で開催するのは暑くて見直しも必要かなと思う。出店者も楽しいと思って参加されているので、よりよい方法を検討したい」と話していた。