大阪・関西万博の開催を1年後に控え、公式キャラクター「ミャクミャク」をラッピングした新幹線が登場しました。

万博まであと1年!「ミャクミャク」が新幹線に

 1年後に開催を控えた大阪・関西万博に向けて、万博公式キャラクター「ミャクミャク」をラッピングした新幹線の運行が2024年4月13日(土)にスタートしました。万博が閉幕する2025年10月まで運行される予定です。

 ラッピングはJR西日本が大阪・関西万博を盛り上げようと企画し、JR東海・JR東日本・JR九州各社の協力のもと実現しました。ラッピングされるのは、東海道・山陽新幹線区間2編成、山陽・九州新幹線区間1編成、北陸新幹線区間1編成の合計4編成です。

 最初のラッピング新幹線がJR新大阪駅に到着したのは、13日の13時59分。各車両には、ドアの横に「ミャクミャク」のシートが貼られ、大阪・関西万博をアピールしています。

 到着した新幹線は折り返し、鹿児島中央行き「さくら559号」として14時23分に九州方面に出発しました。ラッピング新幹線が停車している間、乗客の中にはスマートフォンやカメラで写真を撮る人の姿も見られました。

 JR西日本では、2023年11月から大阪環状線とJRゆめ咲線(桜島線)を走る323系1編成に大阪・関西万博の「ミャクミャク」ラッピング列車を走らせていて、今回の新幹線ラッピングはそれに続くものです。

 ラッピング列車の運行のほかにも、京阪神の主要駅で万博グッズのオフィシャルポップアップストアの開設、大阪・関西万博を盛り上げるX(旧Twitter)アカウントの開設など、JR西日本は万博を盛り上げる様々な取り組みを展開しています。

 JR西日本万博プロジェクト推進室の綿島課長は、「敦賀をはじめとして、東京から新大阪、博多、鹿児島中央に至る2000km以上に及ぶ新幹線の路線がつながりました。西日本エリアの企業として、大阪・関西万博の成功に向けてしっかり着実に取り組んでいきたいと思います」とコメントしています。