「こじま」での遠洋航海は今年がラスト。

日付変更線を越えたため同じ日を2回経験

 海上保安庁は2024年5月1日、練習船「こじま」が太平洋上の日付変更線を通過し、4月29日が2回あったことを公式X(旧Twitter)で報告しました。

「こじま」では海上保安大学校の学生生活4年間の総仕上げとして、実習生の精神力、実践力、統率力の練成を図り、国際感覚を養うための遠洋航海実習を4月22日から実施しています。

 Xの投稿によると、航海中に太平洋上の日付変更線を西から東へと通過したことで、4月29日を2回経験したとのことです。

 これから「こじま」は5月8日にアメリカのサンフランシスコに到着し、その後、ハワイやパラオ、シンガポールなどに立ち寄り、7月25日には広島の呉に戻る予定です。

 なお、2024年7月に新たな練習船「いつくしま」が就役するため、「こじま」での遠洋航海実習は今回が最後となります。