三陸鉄道も走る!

国鉄時代の「循環列車」が快速として復活

 JR東日本は2024年5月17日(金)、夏の臨時列車を発表。9月に東北本線・釜石線・三陸鉄道リアス線・山田線で、かつて国鉄時代に運転されていた「循環列車」の名称を使用した臨時快速「五葉」「そとやま」を運転すると発表しました。

「循環列車」とは、始発駅を出ると一周するルートで複数の線区を走り、再び同じ駅に戻ってくるという変わった列車です。「五葉」は盛岡駅を出発すると、花巻〜釜石〜宮古を経由し、盛岡駅に戻ってくる経路(そとやまは逆回り)で運転されていました。
 
 国鉄時代は急行列車として運転されていましたが、今回は快速として復活。列車はキハ110系2両編成、全車自由席で運転されます。山田線はJR東日本では有数の「閑散ローカル線」として知られており、三陸鉄道リアス線に入線することも注目ポイントです。

「五葉」は9月28日(土)、「そとやま」は9月29日(日)に運転予定。釜石駅を境に列車名が「五葉1号」「五葉2号」、「そとやま1号」「そとやま2号」に分かれる形となります。