官公庁でも新年度のスタート4月1日、辞令交付式が行われました。
島根県では初めての女性副知事に辞令が手渡されました。

1日あさ、島根県の丸山知事から辞令を受け取った石原恵利子副知事。
島根県では初めての女性副知事に就任しました。

このあとの就任式で、幹部職員を前に、石原副知事は島根創生計画実現の施策の実行や働きやすい職場づくりを進めるよう呼びかけました。

島根県・石原恵利子副知事:
「柔軟に考え、その考えを分かりやすく説明することに努めてください。実態を正確に把握し想像力を発揮することにより施策を実現していくことが大事だと考えている」

石原副知事は松江市出身の59歳、1983年に県庁入りし、地域政策課長や副教育長、政策企画局長などを歴任しました。

島根県・石原恵利子副知事:
「(副知事への就任で)『女性の声を聞いていただく機会が増えるのではないか、何か動きが変わっていくところがあるのではないか』という期待の声を聞かせていただきましたので、そういった期待にもしっかり応えられるよう頑張っていきたい」

島根県では女性管理職登用の動きが広がり、2024年度、課長級以上の女性管理職は2023年度から7人増え、97人に。
女性管理職の割合は16%と県の目標の15%を初めて達成しました。

一方、鳥取県では女性管理職は8人増えて154人となり、女性の割合は25.3%と2023年度全国1位だった数値を上回り、過去最高を更新しています。