山陰地方は3日、低気圧と前線の影響でまとまった雨が降りました。一方で、松江市では桜の満開が発表され、雨が桜を散らすのでは?と気を揉む一日ともなりました。
気象台がソメイヨシノの満開を発表した3日の松江市。ただ明け方から断続的にまとまった雨が降るあいにくの天気となりました。

村上 遥アナウンサー
「午前8時半の松江市です。こちらの桜の木を見てみますと、この雨の影響で花びらが散っていますが、あちらの方を見てみますと風は少なかったためかまだまだ松江城の花見が楽しめそうです」

花びらが散っている桜の木も数本ありましたが、ほとんどの木は雨に打たれながらも綺麗なまま見事に咲き誇る姿を見せていました。

愛知県からの観光客
「しっとりしてて良いね。5年前に一度来ていてその時はピーカンだったので、両極端の桜が見られて良かった」

3日の最高気温は、松江で15.6℃と平年並みだったものの、米子は18.5℃、鳥取で19.8℃と4月中旬の暖かさになった所もありました。4日も昼前までは断続的に雨が降る見込みで、予想最高気温も松江、米子で15℃、鳥取13℃など、やや肌寒い陽気となりそうです。ただその後、4日の昼ごろから5日にかけては天気が回復する見込みです。
ここ松江城山公園では、現在お城まつりが開催中で、桜は今度の日曜日7日までは楽しめそうです。