議員定数の削減について議論を進めてきた松江市議会は22日、臨時会を開き、現在の定数「34」から「31」に削減する案を賛成多数で可決しました。

22日に開かれた松江市議会の臨時会。

議員定数を「34」から「31」に削減する案の採決を前に、賛成・反対、それぞれの立場の議員が主張を述べました。

【賛成】松江市議会 野々内誠議員:
「現在減員3人で議会運営に支障を生じていないこと、全国の同規模自治体における
定数は28から32であること」

【反対】松江市議会 たちばなふみ議員:
「他自治体が削減しているからといってそれにならったり、合わせたりするのは松江市としての理由とはならない」

その後の採決で。
松江市議会 吉金 隆議長:
「賛成多数により、次期選挙からの議員定数を31人とすべきものと決定いたしました」

賛成22、反対7で可決しました。

これにより、来年4月の任期満了に伴う市議会議員選挙は新しい定数「31」で争われることになります。