俳優・菅田将暉(31)がNetflix「寄生獣 -ザ・グレイ-」(5日から配信スタート)にサプライズ出演していることが発表され、12日、場面写真が公開された。
漫画家・岩明均氏の人気作「寄生獣」(講談社刊)をベースに、韓国のヨン・サンホ監督が韓国を舞台に描くシリーズ。捕食した人間に“擬態”して生きる寄生生物=パラサイトが韓国に襲来していたら…そんな発想から生まれた作品となっている。
菅田が演じるのは、原作「寄生獣」の主人公である泉新一。原作では、ある時日本にパラサイトが飛来し、新一を襲撃。しかし脳の乗っ取りは免れ、右手に寄生したパラサイト“ミギー”との共生が始まっていくという役どころだった。本作で“泉新一が登場し右手を差し出す”という描写には、本作と原作「寄生獣」の世界観が交わっていることを象徴する役割があったそうで、ヨン・サンホ監督は「エンディングに登場する『泉新一』と『ミギー』はとても重要な役柄だった」と明かしている。
菅田は今回が韓国ドラマ初出演。「元アニメーション作家であるヨン監督ならではの、現場のシステム作りというものに感動しました。CG も多い現場だったので、撮影前にアニメーションでイメージ映像を見せてもらい、撮影後にすぐ簡易的に画(え)をつないで合成パートの確認もしていました。これが今勢いのある韓国ドラマの作り方なのか、と思いました」と驚きを語っている。