「X JAPAN」のYOSHIKIが26日、過労で倒れ、都内の病院に入院した。この日、PR事務局が発表した。
YOSHIKIは今月17日、米・ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで行われたドジャースVSナショナルズ戦で米国国歌をピアノ演奏した後、撮影のために今週帰国したが、予定されていた撮影はキャンセルした。現在は、検査を受けながら安静に休養しているという。
この数カ月、YOSHIKIは過密スケジュールをこなしており、昨年9月は自身が初めて監督を務めた映画「YOSHIKI:UNDER THE SKY」が日本を皮切りに世界各国で公開され、同月米チャイニーズ・シアターにて自身の手形・足形を刻印。同10月には日英米でクラシカルワールドツアー、11月には「THE LAST ROCKSTARS」として3日間のライブを開催したほか、今年2月には自身がデザイナーを務めるハイファッションブランド「MAISON YOSHIKI PARIS」をミラノファッションウィーク2024/25 秋冬でデビューさせていた。
過密日程の合間には、世界各国とのミーティングや、レコーディング、さらに年末には大型音楽特番やNHK紅白歌合戦などのメディア出演も重なっていた。
また、肉体的な疲労に加え、22年5月には母を亡くし、同11月には自身がプロデューサーを務めるボーイズグループ「XY」のメンバーであるYOSHIが事故死。23年10月には「X JAPAN」のメンバーであるHEATHが死去し、身近な人との別れも精神的な大きなダメージとなっていた。