プロ野球の近鉄などで投手として活躍した佐野慈紀氏(56)が3日までに自身のSNSで、感染症による右腕切断の手術が終了したことを報告した。
佐野氏は自身の誕生日である4月30日にブログを更新。「2023/4月/右足中指の感染が発覚。重症下肢虚血。緊急のため、右足中指を切断。治療のため、強制入院生活始まる」と切断に至る経緯を説明。「2023/12月 感染症が足から指先に転移。最初は小さな傷口だった。そして。。。指先に壊死(えし)が見られる。その結果、指先を2本切断。2024/1月 心臓弁膜症の発覚。血流の悪さに懸念が増える。動脈硬化が激しく回復がままならない。糖尿病による影響は恐ろしい。これ以上感染を広げないために洗浄の繰り返し。毎回激痛が走る。今日まで右手の機能を残すために治療を続けるも、2024/05/01感染症が進み明日右腕を切断する事に」と伝えた。
2日午前には「終わりました。リハビリ頑張る」と無事に手術が終了したことを報告した。
ところが、ブログでの「糖尿病による影響は恐ろしい」との記述から、ネットではさまざまな意見が飛び交い、佐野氏は同日午後、X(旧ツイッター)で「不摂生してない。だから糖尿病は怖いんや! 勝手な発言は腹が立ちます」と病気への正しい知識を持つよう訴えた。
さらに、佐野氏は3日午前にブログを更新。「まずはゆっくりと時間をかけて安静にしてます。まだ、右腕の事は受け入れない気持ちと受け入れてる気持ちが交差してます」と現在の心境を報告。「だから目標をたてました。左投げでぴっかり投法をやります。皆様しばらくお待ち下さい。健康第一。みんなかがや毛〜」と自身の髪が薄いことをネタにした「ぴっかり投法」を左腕で披露することを約束した。