松本人志さんは週刊文春に掲載された「女性に性的な行為を強要した」とする記事を巡って、5億5000万円の損害賠償などを求める裁判を起こしています。

 28日、東京地裁で第1回口頭弁論が開かれ、文藝春秋側は全面的に争う姿勢を示しました。

文藝春秋側の主張
「社会に強い影響を与える地位にある原告が女性の尊厳ないし、人権を無視する言動を行ったことを報じるものとして、公共の利害に関する事実にかかるもの」

 一方、松本さん側はこう主張しています。

松本さん側の主張
「性的行為を強要したという客観的証拠は存在しない。芸能活動に致命的な負の影響を与えることにより、社会的評価を低下させる」

 また松本さん側が匿名になっている女性2人の特定を求めたのに対し、文藝春秋側は「現時点では回答しない」などと反論しました。

(「グッド!モーニング」2024年3月29日放送分より)