国の重要文化財が削られる被害です。

 静岡県袋井市の法多山尊永寺で先月30日、国の重要文化財に指定されている仁王門の格子の一部が削られているのを住職が見つけ、文化庁と警察に通報しました。

 幅5センチほどの柱1本が、のこぎりのようなもので削られていました。

 格子の内側には、さい銭箱がありましたが被害はなかったということです。

 警察は器物損壊事件として調べています。